淡路島一周

 淡路島(マウスで動かせる地図)
2005年11月23日(水) 天候晴れ 気温14℃〜20℃
淡路島一週約155K 総距離275K

【目的】
3週間ほど前に四国一周を達成したが淡路島は通過のみだった。その際、高速道路と国道28号線を走行したが淡路島にはもう一度来たいと思っていた。でもこんなに早く行くようになるとは思ってもいなかった。

出発の前日に代理店に駄弁りに行った時「近場で良いツーリングコースはないか・・・」等話していたら「淡路島の西側が良いと思うけど」と聞き早速翌日行く事にした。
若い時には数回淡路島には来た事はあるが全て東側で洲本に海水浴に行くらいだった。西側の海沿いは以前から興味がありワクワクしながら行く事になった。


自宅を8時50分に出発。阪神高速玉出入り口工事の為に閉鎖。湊町ICから入ることになった。明石大橋の真上を9時50分に通過。一週間前にETCを取り付けたので高速道路の料金所をノーストップで通過できたことは非常にメリットがあった又、朝方は気温13,6℃だったが厚着をしていったので全く寒くなく気分爽快な走行が出来た。
前回立寄る事の出来なかった淡路サービスエリアで休憩をとる。(駐車場でツーリンググループをよく見かけた。観光客も多く絶好の日和だった)
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 淡路城
 
淡路ICで降り主要地方道31号線に入り西側海沿いに出た。しばらく走ると小高い山の上に天守閣が見えた。
前まで行くと淡路城と書いてあった。入館料800円を払って中に入ることにした。この位置は高速道路の北淡ICと津名一宮の間辺りにある。頂いた淡路城ガイドには「西浦・一宮淡路城」となっていた。

戦国時代、このあたりは三好一族の勢力下で、海路を監視する絶好の戦略地として着目されていたそうである。小さいお城だが素晴らしい日本庭園や美術館があり見ごたえがあった。何といっても、山上から見渡す瀬戸内海は素晴らしかった。http://home.intercity.or.jp/users/numata/siro/



 リサイクル市

淡路城を後にして少し走ると「香り公園」1.5Kの看板が目に付いたので左折して立寄る事にした。
目的地に付くと「兵庫県立淡路文化会館・淡路生活科学センター」となっていた。
到着するとガードマンが数人いてバイクを駐車位置まで誘導してくれた。何かイベントをしているのか沢山の人出だったのでガードマンに訊いてみると「リサイクル市」をしているとか、その風景を少し撮影してみた。11:26

 

 

リサイクル市から帰ろうとしたら一人のおばさんがが寄ってきてバイクの事を聞きだした。立ち話をしているともう一人の男性も寄ってきて「これローラーダーやなぁ」ハーレーで行くと必ず数人の人がハーレーの話しをしてくる。10分ほど立ち話しをした後31号線に戻り再び海沿いを走る。



西側は信号機が殆どなくツーリングに最適だ。東側は行き交う車も多く細切れに街が続くが西側は走行車も殆どなく私が想像していたような田舎町という感じで風情があった。地元の釣り人たちか、あちらこちらで魚釣りをしているのを見かけた。私は走行しながらこの地に又来ようと思った。

高速道路だと単調な路をただ走行するだけだが、左には山あり集落あり右には海あり漁港あり、街中では見ることが出来ない風景が楽しめた。これがハーレーでのんびりツーリングする最大の楽しみだ。
但し最高速度40K、5速だとエンストしそうなスピードだ。そのへんは適当に走ったが(笑)



リサイクル市から40分ほど走ったところで時間が13時を少し回っていた。昼食をとるのに31号線沿いを走りながら食事をする場所を探していたら「まんぷく」という店が目に付いた。店先は砂利石が引き詰められていたのでバイクを止めるには少し不安定な感じもしたがこの店に入ることに決めた。

店に入ると手前にテーブルがいくつかありカウンターの向こうで女性二人が洗い物をしていた。私はカウンターに座りお店の人に「何が出来るかなぁ〜」と聞くと、即座に「今日は鯖定食やね」とおばさんの人が言った。私もテンポよく「そしたらそれして」と答えた。鯖なら近郊で取れたものだから美味しいだろうと思ったからである。
出された鯖定食は写真のものである。見た目は貧弱だが想像通り新鮮で美味しかった。

因みに料理の内容だが、胡瓜の酢の物に魚が入っていたので「これイサキ」と聞くと「それは太刀魚や、この辺でよく取れるからなぁ」と返事がかえってきた。右上が鯖と竹輪の煮付け、お味噌汁も上手かった。手前はキャベツの千切りに柿がのっていた。(700円)

 

店を出るときにおばさんが店先まで出てきてハーレーの話しをしだした。このおばさん気さくな喋り方で親しみやすい。「この間、吹田の方から15台ハーレーに乗ったが、ハーレーに乗っている人は紳士が多い」とか「ハーレーに乗っている人は40代以上の人が多いなぁ」とか「身体の小さい若い女の子がヘルメットの後ろから束ねた髪の毛をチョコンと出してあんな大きなバイクに乗ってカッコ良かった」とか「私も若かったらあんな格好でしたい」とか「ハーレーは綺麗、可也お金をかけてるんやろうなぁ〜」とか色々話題が多かった。この辺りは40K制限でスピード違反の取締りが多く50KまではOKだがそれを超えると地方から来た人達がよく捕まっているから注意して走るように忠告してくれた。その後恐々の走行がしばらく続いた。



 

淡路島のほぼ最南端を東側に回り込む地点で5〜6台のハーレーグループとすれ違う。互いに片手を上げて挨拶を交わす。そのあたりから山の中を走行する事になった。ここまでは高低差がなく平坦な道路だったが急にS字を描く山道に入っていった。


 








約30分位山道を走っただろうか又平坦な道に出てきた。この辺りの景色も最高だった。
リサイクル市で話しかけてきた男性が地図を見て色々教えてくれたが、向こうに見える島は沼島といい、10分間隔で渡船が出ているとか言っていた又、都会から釣り人が沢山来るらしい。今は太刀魚が釣れるとも言っていた。
この辺りは南淡路水仙ラインで直線の海沿いが長く続く。波の高いときは潮を被るともいっていた。
(通過した時間帯は14時30分頃だったと思う)

 


この海沿いを抜けてしばらく走ると洲本市内に入っていった。以前来た海水浴場やホテル旅館街が並ぶ一角である。TVで宣伝している淡路ニューホテルも有った。この一角を越えると国道28号線に出た。ここからは四国一周したときに走った道をひたすら走り淡路ICから高速に入り大阪まで帰った。自宅に着いたのは6時頃で既に日は落ちて真っ暗けだった。
 

 (この辺りで時間は15時41分)



180K時点で給油16時20分 12.4リッター 143円(1773円)リッター当り約15K伸びる。

その他今回の費用
さば定食700円 缶コーヒー2本300円 ペットポトル150円 その他高速代
淡路城入館料800円

今回も一人でツーリングを楽しんだが、自由がきいて本当にいいものだと実感した。

以上