■ツーリングとは?■
今回3度目の長距離ツーリングを体験したので感想をまとめてみた。毎回思うのだが、観光地周辺を走行しながらゆっくり観光が出来ないのが勿体無い。ツーリングとはこんなもんだろうか・・・1日ツーリングで費や出来る時間だが、8時間から10時間位が適当だと思う。そこで時間配分を書き出してみた。
【駐停車時間は次のようになる】
昼食時間=1時間
休憩、給油、撮影時間10分×6回=1時間
観光3箇所×1時間=3時間
-------------------------
駐停車時間 合計5時間
【一日ツーリングに10時間費やした場合】
上の計算からしたら走行時間は5時間しかない。平均40キロで走行しても5時間だと200kしか進まない。
一日のツーリングに8時間費やした場合は
120kしか進まない。
従って時間短縮を図るには観光時間である。観光をしようとしたら計画ルートから外れ15分は走らなければならない、元の位置まで戻るのに往復30分は掛かる、30分観光しても1時間は潰れてしまう。そんな観光を3箇所もしていたら3時間も観光に時間が取られる。今回のように1日300k前後を走行しようとしたら思うように観光が出来ない。
私の経験からすると観光をしながら走行できる距離は100〜150k
が適当だと思う。そうなると今回の中国地方一周は1220k(総走行距離)だから12日は掛かるという計算になる。それを5日間で回るのだから観光には殆ど時間が取れない。
又、市内で渋滞にあったり観光地で時間を費やしすぎたりした場合は高速道路で時間を取り戻すしかない。だからといって高速道路を100〜130kの速度で2時間もノンストップで走行するのも疲れる。途中休憩などを入れると平均80k位だろうか、しかし一般道を走ることを思ったら倍の距離は稼ぐことが出来る。
ツーリングの楽しみ
自然に囲まれた山や海、又訪れる町々の香りを体で受け止めながら脇見が出来る速度で走行するのが一番良い。けして猛スピードで走り抜けるものではない。
景色の良い山や海沿いなどを走り、所々でバイクを停車させカメラで撮影をする。それが私が望むツーリングではないかと思う。ルートを外れ時間を掛けて観光をするのも良いが、距離を伸ばすツーリングの場合適していない。毎回ツーリングをしながら観光が出来ない私が迷うあたりである。
駐停車に時間が掛かる
バイクの場合は車と違い、バイクから離れるときに時間が掛かる。まずヘルメットを外し、タンクバック(タンクの上にマグネットで取り付けてあるバック、中には
地図やETC、ナビゲーション等が入っている)の取り外し。ハンドルキー、セキュリティーのロック等々に時間が掛かる。
土産でも買うものなら、
ツーリングバックを縛っているロープを外し,縛り変えなければならない。撮影のためにカメラを取り出すときも同様である。車のように座席やトランクに放り投げて乗り降りするようなわけにはいかない。だからカメラは
首にぶら下げる小型カメラが手放せない。
もう一つ気を使うのが盗難やいたずらである。昼食時などは極力バイクが見渡せる範囲で昼食をとる。そういう意味でも観光の数が多いと大変だ。
ガス欠
バイク(ハーレー)の場合ガソリンを満タンにしても20リッターしか入らない。途中で継ぎ足すとしても10リッター前後である。スタンドに悪いような気がしてもっと減ってから給油しようと私の場合は考える。
それがよく高速道路や山道でガソリンがレットゾーンを指すときがある。計算上はリッター15kは延びるはずなんだが走行状況では10k位しか延びない場合がある。途中ガソリンスタンドがなくハラハラする思いを二度ほど経験したことがある。
一度は沖縄の東側ギナン崎辺りの山の中を走行しているときにガス欠状態になりガソリンスタンドがやっと見つかったと思ったら、小さなガソリンスタンドでハイオクがなくレギュラーガソリンを給油して走ったことがある。ハイオク使用のエンジンにレギュラーガソリンを給油するとノッキングを起こす場合があるのでエンジンの為にあまり良くない。そこで次の給油所までの距離を聞きだしその分だけ補給してもらったことがある。
高速道路でも同じことがあった、昨年11月に四国一周した時のことである。まだ寒い時期だった、高松自動車道を走行中、山の中でガス欠になりかけ途中の高松ICで降りたことがある。寒い時期で真っ暗な山の中だっただけに心細くヒヤヒヤしたことがある。高速道路や山道にを走行するときは遠慮せず満タンにしてから走行したほうがよい。
宿泊先
今回は慣れもあり
宿泊先は全て当日に手配した。大体お昼過ぎ走行距離の目途が付いたころに決める。ツーリングの場合宿泊先を先に手配してしまうと途中で思わぬ時間を費やした時にキャンセルできずその宿までたどり着かなければならない。予約をしていなければ日が暮れだしたらその辺りで宿を取れば良い。少し心配なのが直前で宿が取れない場合が心配だが今まではそんな経験はなかった。考え方に寄れば楽で良い。
しかし宿泊先を決めて走行する場合は知らぬ旅先で待っていてくれる人がいるという期待や安心感がある。どちらも良し悪しだが私の場合遅くても予約をして行くほうだ。
宿泊先だが私はホテルよりも旅館が好きだ。まず
露天風呂のある旅館を探す。先ほどの話のように予約をして行くと出迎えてくれる女将さんや仲居さんの応対が良い。
畳の部屋に入るとほっとする。私は寝相も悪いので180度回転してベットから落ちる心配がない。
食事も部屋に運ばれるので風呂あがりに一人で酒を飲みながらTVのニュースを観たり明日の計画を立てたりで畳の上が地図やガイドブックで一杯に広がる。又、朝風呂は旅館なら必ず入るがホテルでは入らない。今回尾道のホテルで宿泊した時は、
夜フロントで近くに銭湯がないか訊ねてわざわざ行ったくらい風呂好きである。
食事の話
今回宿泊した下関の
川棚温泉で舞龍祭があるということで撮影がしたかったので二泊した。二日目は旅館にお願いしてふぐ料理を作ってもらうように頼んだ。下関まで来てふぐを食べて帰らないと話にはならないと思ったからである。追加料金は5000円と思ったより安かった。とらふぐとまでは行かなかったがさすがに
ふぐ攻めになってとても食べ切れなかった。
料理についても毎回思うのだが毎晩会席は要らない。その時の口にあわせて品、量とも選ぶべきだ。そういう意味では外に出て食事を済ますのも一つの方法だ。
出会い
夜、宿泊先で夕食を手配していない場合は近くのすし屋か居酒屋に出向く。たいがい地元のお客さん数人が店のご主人と親しげに話をしている場合が多い。そこで主人に話を仕掛けていくと殆ど地元のお客さんから声が掛かってき互いに酒を飲み交わすことになる。これが又旅先での楽しい一時でもある。今回尾道で映画化された「男たちの大和」の
戦艦大和ロケ地見学もすし屋の客から今年の5月解体すると聞いたので予定外だったが翌日に見学してきた。
ハーレーでツーリングをすると必ず2〜3名のハーレーフアンから声をかけられる。山口県の長門市辺りの山越えをしている時だった。左の側道にバイクを止めタバコを一服吸っていると5メートルほど後ろに1台のライトバンが停車した。一人の男性が笑顔でこちらに向かって歩いてくる。そばまで来て二本持っていた
ドリンクの一本差し出し「ツーリングですか〜私も昔乗ってましてね〜これでも飲んで精を出して走って下さい」と私に手渡してしばらく雑談をして車を発車させた。物静かなものの言い方で年齢は私ぐらいだったような気がした。これもタンデムツーリングだったら声は掛けてこないが一人だから声が掛かる。
ハーレーの音
ある雑誌で読んだことがあるがハーレーの音を聞いて「うるさい!」という人はいないとか、私もツーリングをしながら10時間あまり常にハーレーの音を楽しみながら走っている。ハーレーも長く乗っていると良い音の出し方が分かってくるような気がする。エンジンの回転数を命一杯上げるのではなくノック寸前くらいの回転数で走らせるのが一番良い音が出る。私の好きな音は、5速で50k前後の時に出る音が一番好きだ。又、高速で80k位から加速さす時にも良い音が出る。そのままアクセルを吹かせば排気量1500ccのエンジンは十分対応してくれ加速するパワーを持っている。
マフラーを直管タイプに改造しているハーレーも偶に見かけるが、この音は重みがあり力強い音がする。まるでダンプカーが走ってきたような音だ。但し長距離を走ると疲れが出てくると聞いている。もちろん私のバイクも含めて改造マフラーは違法である。
ハーレー乗りは音で悩むというぐらい音に拘りを持っていて音作りに苦労するらしい。もちろん全ての方がそういうわけでもないが・・・
走行中
走行中いろいろ考える。例えばどうしてツーリングが楽しいのだろうかなんてことも考える。私が思うには多分「無我」に近い状態に浸れるからではないかと思う。すなわちアルファー波効果があるのではないかと考えたりもする。又、農村なんか走っていると、お百姓さんが
広い畑の真ん中で夫婦水入らずで作業をしている様子などを眺めると、微笑ましいというか私なりに色々感じさされるものがある。この感情は車で走っていたのでは感じ取れないのではないかと思う。
観光地
観光地も下調べをして立ち寄らないと当たり外れがある。特に道路沿いの表示板や立て看板をみて立ち寄ると行ってみたら期待はずれだったということもある。又立て看板に○○○まで1.5kと書かれている場合は良いが、表示されていない場合しばらく走ってから表示されている距離をみてUタウンする場合もある。
計画された時間でツーリングする場合はやはり下調べをしておいたほうが無難だ。
TOPへ戻る