朝テントの中でカラスや小鳥の鳴き声で5時半頃目が覚める。
昨夜は寝つきが悪く3時間ほどしか寝ていない。目が覚めるとテントの外で牛の鼻息のような唸り声がする。何か分からなかったが気持ちのいいものではない。
昨日釣具屋のおじさんが言っていたが、このキャンプ場に一度クマが出たそうだ。
テントから出て顔を洗ってテントに戻ると一人の男性が寄ってきた。既にキャンピングカーこの千畳岩に1ヶ月ほど居るみたいだ。バイクの話をしていたがいやに詳しかった。
直ぐ側が海なので釣竿を持って千畳岩の辺りで釣りをしてみたが矢張り根掛かりが多くて釣にならない。
再びテントに戻りテントの仲で体を休めていると外で少し離れた場所で鮭が入れ食いになり一人8本上げたとか3本上げたとかにぎやかに話をしている。
そんな話を聞いてテントから出て話の輪に入れてもらった。このキャンプ場では朝釣りをして昼間ゴロゴロして数ヶ月テントを張っている人が結構いるとか。話しをしてくれた男性もキャンピングカーですでに2ヶ月はいると言っていた。
又このキャンプ場に関わらず又漁港や農業の人達がキャンプ場やライダーに現れアルバイトをしないかと若いライダーに声を掛けるそうだ。地元の若い者が街に出て人出がなく人手を求めに来るようだ。
若いライダーはアルバイトをしながら日銭を稼ぎ北海道を長期間掛けてツーリングする者もいるらしい。
そんな話をあれこれ聞いていると北海道旅行は1〜3ケ月滞在するのは当たり前なんだと錯覚を起こしてしまう。
又キャンプ場で知り合ったライダーのバイクを見て驚いた。バイク全体に潮が回りどこが今折れてもおかしくないバイクで北海道を一周しているとか言っていた。
北海道はツーリングを楽しむ人が多い。対向車とすれ違う時必ず互いに手を上げて挨拶するのだが嬉しい時もあるけれどめんどくさいときもある。それだけツーリングを楽しむ人が多いということだ。
北海道はどこを走っても道路が舗装されていて数十キロ走っても信号が全く無いというところが多い。又対向車にも殆ど出くわさないというライダーにとっては最高の道路状況だ。
キャンプ場で聞いたが稚内から網走に向う途中数ヶ所監視カメラが設置されているので気をつけるようにアドバイスをもらった。そうすると小樽から稚内に向って走行した時、そんなことは全然意識せずに走行したが数ヶ所で引っ掛かっているのではないか?そうなると罰金が10万円超えるのではないかと思った。
又キャンプ場で話をしてくれた男性の話を聞いていると既に北海道を二周してテントを張っているとか。既に日本一周も終わっており観光はどこえ行っても同じ好きな事をするのが一番!と言っていたが私も分からなくでもない。但しその男性は独身だそうだ。
初めてテントを張って知合った人達を後にして一路網走へ。途中道の駅マリーンアイランド岡島・オホーツク紋別・かみゆうべつ温泉チューリップの湯・愛ランド湧別・サロマ湖などの道の駅がった。前を通過する時は休憩をかねて8割がた停車する。
サロマ湖を過ぎれば後30qで網走だ。途中釣具屋に立ち寄りルアー用の仕掛けを購入(先日根掛かりで仕掛けを無くしたから補充)
網走市内に入ってまず下調べしておいた網走港の釣ポイントに行く。そこで今夜の宿をナビで検索し手配した。これで一安心と落ち着いて竿を出すことにした。回りには誰も釣り人はいなかったが暗くなって午後6時頃から7時半頃までに40センチ級のマス?が入れ食い状態になり竿をしなませてくれ楽しかった。20匹以上は釣り上げたが持って帰っても仕方がないので釣り上げた魚は全てリリース。
北海道は確かに魚が濃い、まずボーズがなく何かが釣れると思った。
20時ごろビジネスホテルに入ったが矢張りテントよりホテルが良いのかほっとした。
まず荷物を降ろし網走の夜の街を少し散歩した。私が泊まったホテルの周辺は居酒屋が結構多いような気がした。近くに中国料理屋があったので今夜は中国料理をいただくことにした。
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テントで夜が明けて
テントから出ると海鳥が群がっていた。

ホークやマフラが錆付いて折れそうだった

オホーツク海は鮭だらけ?
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道の駅で
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この魚、きゅうり?とか言っていた。網走港で40pクラスが入れ食い。

ホテルの隣の中国料理店で、ビールはサッポロビールだった。 |