阿寒湖を9:30に出発。千葉からハーレーで来ていたおじさんも今日は帰り支度をしていた。
訊くと年間100回テントを張るらしい、所持品の総重量が80kというからスゴイ!
天候は曇り。
今日は襟裳岬を目指すわけだが、この調子で行けば北海道一周は1カ月もかからない。
少しリズムが早すぎたのか、計画では25日を予定していたのだが、尚且つ台風や今回のように雨で同じ場所に2泊したのに?
予定をダウンさせ一時有名になった帯広市の幸福駅を経由してその近くに宿をとることにした。
そうと決まればゆっくり走れる。
阿寒湖から釧路に下り海沿いをしばらく走行し帯広まで行けばいいのだ。
今日の目的地は襟裳岬だが周辺にはとほ宿がなく襟裳岬から先まで行くと今日中には行き着かない。とりあえず襟裳岬に向って走行した。途中白糠港で1時間半ほど釣りをした。地元の人が一人釣りをしていたが話を聞くと鮭狙いのようだ。私の竿では鮭釣りは無理なので湾内で小魚を狙った。鮭釣をしていた人が鮭を狙うように餌をくれた。
その後もう一人地元の人が寄ってきて私の仕掛けを見てそれでは釣れないということルアー用の仕掛けをくれた。
白糠港を後にして38号線を走っていると音別辺りでカニのミフネという看板を目にしたのでバイクを駐車させて昼食を食べることにした。2100円のカニ丼だったが美味しかった。このお店はナビにも出てくるくらいだから有名なお店なんだろう。
山中を走行しているとネズミ捕りを対向車の車やバイクがバッシングで知らせてくれる。しばらく走ると山陰でネズミ捕りをしていた。
今日は早めに宿に着こうと再び変更して帯広市の幸福駅は明日行くことにした。
16時20分にとほ宿に到着。若い経営者でセンスがある室内だ。何時も暗くなりかけの到着だが家に帰ったような落ち着きのある宿だ。溜まっていた洗濯物も宿の有料洗濯機で洗濯しお風呂にも入って気持ちもスッキリした。今日は何となくゆっくり出来た。
このとほ宿には私を省いて3人の宿泊者がいた。その内の一人は私くらいの年齢だと思うが、私がこの宿の方面に走行しているとき交差点で地図を広げ宿を探している様子の人だった。神戸から来たらしい。
もう一人は関東方面から来た青年で自転車で北海道をツーリング中小型とはいえ30万円も注ぎ込んだ自転車に乗っているとか言っていた。もう一人の青年はバイクでツーリング中だが口数が少なくおとなしいタイプで殆ど喋っていなかった。
神戸のおじさんと関東の青年と私とで自転車やバイクの話題を出して楽しく夕食を済ませた。
若い二人は相部屋で神戸のおじさんと私とは個室だった。

とほ宿 セキレイ舘

敷地が馬鹿でかく4,000坪位とか言っていた。

夕食前の風景(右側がオーナーご夫婦) |

道の駅 阿寒丹頂の里

道の駅でアイスクリームを

毛ばりにきた魚

餌とナイフ、ルアーの仕掛け等をもらった。

仕掛けをもらったあげく親切に今日の宿の方向を教えてくれた。

カニの直売店ミフネ

2,100円のカニ丼
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