9月12日(水)曇り  12日目
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広尾郡⇒上川群へ 225q
朝8時半頃みんながセキレイ舘を後にして次の目的地に向けて出発した。
私は少し遅れて9時半に出発。


この宿は「とほ旅」という本に掲載されており少しモダンな民宿といった感じで、夜は家族同様食卓を同じにして各地から来た旅行者同士が語り合い夜を過すといった宿だ。
この本は網走でラーだーから教えてもらいログハウスの家モシリバと今回のセキレイ舘と2回利用させてもらっている。
ツーリング慣れしている人は年令に関わらず結構利用しているみたで旅館やホテルに泊まるよりはよっぽ楽しいみたいだ。私も今回利用してそんな感じがした。




 今回結構役に立った【とほ旅】

今日は再び海沿いから道中に入り旭川方面に向うわけだが観光地としては幸福駅、糠平湖、糠平温泉元湯、大雪湖、大函、層雲峡、流星の滝である。走行距離220キロを予定している。

今夜の宿泊先は旭川辺りのとほ宿を利用するつもりでスタートした。

まず向ったのが一時有名になった帯広にある幸福駅である。現地に行くと若者の観光客が多いような気がした。お土産に幸福行きの切符を3枚買った。
土産売り場のおじさんが観光客にシャッターを切っていた。私もお願いして記念写真に一枚!
シャッターを切ることを頼まれることが多いでしょうと訊くと笑いながらもう何万回も切ったと言っていた。
駐車場に戻ると奈良、大阪、姫路から来ているバイクの周りに若者がいたので声をかけると関西大学の大学院生3人だった。私のバイクの前で写真を撮りたいというので一緒に記念写真を撮った。

幸福駅から旭川に入るまで数十qガソリンスタンドが無いから手前で入れるように注意された。

まず糠平湖辺りを走行して山際でバイクを停車させていると大阪ナンバーの青年が同じく停車してしばらく立ち話、眠たくなったから一休みしていたと言うとガムをくれて立ち去った。
その後しばらく走ると糠平温泉街に入った。昼食を食べようと洋食風のお店に入ろうとしたらツーリングタイプのハーレーが店先に停車、互いに挨拶をして同じレストランに入った。そのおじさん席を同じにしていいですかと声をかけられたので同席で食事をすることになった。ジーンズ姿で頭にはアメリカの国旗のバンダナを巻いていた70歳位なダンディーなライダーで横浜キャプチャーに所属しているといっていた。名前も教えていただいた。
その時近くにタウシュベツ川橋梁(コンクリートアーチ)があるが砂利道走行が大変だったと聞いた。丁度その橋のポスターがレストランに貼ってあったが是非見たくなって行くことにした。

食事が終わり湯元館(露天風呂)の看板が見えたのでその旅館で一風呂浴びることにした。男女混浴と書いて会ったのでどうなるかと思ったが他には誰も入っていなく私一人だった。

お風呂からあがりタウシュベツ川橋梁に入る道を探しながらやっと見つけ進入したが何と車二台はすれ違うことが出来ないような細い道で尚且つ砂利道で右は崖、そこへデコボコで砂利にタイヤがはねられバイクが踊りハンドルは取られるし命がけのアーチの見学!それも尚且つそんな道を4qも走らなければならないのだから途中で何度か退き帰えそうかと思った。
それにしてもあのハーレーのおじさんよくこの道を走ったものだと感心した。

その後大雪湖、大函、層雲峡、流星の滝と走行見学したが結構厳しい峠もあった。
途中大阪から観光バスで来ていたご夫婦が大阪からですかと声をかけてくれしばらく立ち話をした。

流星の滝辺りでやっと携帯が圏外から外れ繋がる様になったので上川町にあるとほ宿に電話をして予約を取った。

宿に着くとこれまでのとほ宿とは違い本当の農家で少し驚いたが今夜はこのとほ宿でお世話になることにした。他に宿泊客もいなく私一人だった。

  
              とほ宿と二階から撮影した前景

 
朝食がパン食だったので助かった。
 
とほ宿はオーナーご夫婦が一人ひとり送り出してくれる。

皆とほ宿を朝早く出発した。



幸福駅




 
←糠平温泉の洋食店          →混浴の湯元館

命がけでたどり着き撮影したタウシュベツ川橋梁


 流星の滝

13日目