2日目NO2

徳島県阿波「御所温泉」から高知県須崎の国民宿舎土佐まで。


これで高知の最南端かと思わせるほど突端にあるがそうではない足摺岬が高知県の最南端になる。高知県は横に長く四国の県では一番大きな面積である。

高知県7,104.87km2
愛媛県5,676.76km2
徳島県4,144.95km2
香川県1,862.01km2


一路須崎横浪半島にある国民宿舎土佐に向う。2日目にしてこのまま九州一周でもしようかと思うほどバイクと戯れるのが楽しかった。
5時20分にようやく横浪半島の突端にある国民宿舎土佐に着いた。朝8時30分に御所温泉を出発して9時間バイクに乗っていたわけである。まぁこれだけバイクに乗っていて飽きもせず疲れもないものだと我ながら感心した。ただクラッチを握る左の指と手首が少し痛かった。

さて国民宿舎土佐だが、想像した以上に素晴らしい宿舎だった。横浪半島の山の突端に有るわけだが、綺麗な芝生がしきつめられ、従業員の応対が徹底されておりこれが国民宿舎かと思わせるような社員教育がなされていた。そういう中でアットホームな雰囲気もあり、もう一度行って見たいという心境に絡まれた。何かで外国の白い街というのを見た事があるがそれを思わせる綺麗な国民宿舎だった。

最初到着した時に女性の方が駐車場は下にありますがよかったらそのへんの芝の上にでも停めておいて下さいと言ってくれた。

この宿舎は共同のお風呂(露天風呂付き)とトイレになっていたが何の違和感もないほど家庭的な国民宿舎だった。

夕食も共同の食堂だが綺麗な食堂で従業員のマナーが家族的な中にも徹底されていた。

食事をしていると私の後ろに60歳前後の紳士風の男性が座った。しばらくするとどちらからでもなく声を掛け合い話しだした。その男性は今日で巡礼廻りをして12日目になるそうである。埼玉から来ているそうで仕事は大手商社に勤めていて既に退職しているそうである「一人旅はいいですね〜こういうのは妻はついてきてくれないからね」と笑いながらいう。約30分は話しただろうか。その後部屋に戻り今日の記録の整理と明日のコース選択をする。またこの時間がたまらなく楽しいのである。
寝る前に左の指と手首にサロンパスを塗って寝ることにした。


















この赤い橋を渡ると国民宿舎土佐がある
9時間目にしてやっとたどり着いた須崎
国民宿舎正面入り口付近
国民宿舎正面入り口付近
国民宿舎正面入り口付近
国民宿舎正面入り口付近
国民宿舎土佐
部屋の窓からの全景
新鮮な魚介料理の夕食
私がバイク停めさせてもらった付近